コンドロイチンとは何ですか？

若いうちはどんな無茶をしても大丈夫だという時期もありました。
しかし年齢と共に訪れてしまう老化は、どうしても避けて通れないことです。
そんな老化をなるべく遅くさせるためにも、不足しがちな栄養素をしっかり取って体が正しく機能するようにしなくてはいけません。

一番老化を最初に感じるのが、足や腰などの痛みです。
とくに膝の痛みは、階段などを登る際に感じる人が多いようです。
足が痛くなってしまうと、移動が困難になりお出かけなどがしにくくなり、毎日インドアな生活になってしまいます。

そんな症状に悩まされている人に効果的なものがコンドロイチンです。
今テレビCMやテレホンショッピングなどでも、コンドロイチンという名称を耳にする人が多いのではないでしょうか。
コンドロイチンも今ではサプリメントには欠かせない栄養素として多くのものに含まれています。
しかし良く耳にするけど、実際どのようなものが原材料で、どのような効果がるのかと説明できる人は少ないでしょう。

それでは今良く耳にするコンドロイチンとはどのようなものなのでしょうか。
まずコンドロイチンとはムコ多糖の一種で、コンドロイチン硫酸と呼ばれています。
このコンドロイチンは体のあらゆる細胞のたんぱく質と結合して、いろんな役目を担っています。

中でも一番の特徴は軟骨に多く含まれているということです。
軟骨は、骨と骨の間にある組織のことを指します。
この軟骨がクッション変わりになることで、太い骨が動きやすく潤滑油のような役割をしています。
しかし年齢とともに軟骨はすりへってしまうため、骨と骨が直接ぶつかり合ってしまい、ひざなどに痛みを感じてしまいます。

コンドロイチンを摂取することで、この軟骨の形成や骨の形成にも効果的な働きをします。
なので関節の痛みを感じる人にはとてもお勧めな栄養素だということがいえます。

またもう一つは皮膚の組織にもとても多く含まれています。
コンドロイチンには保湿効果、弾力効果をもたらしてくれます。
なのでお肌のハリやツヤを維持することができます。
なのでアンチエイジングの効果もとても期待できます。

そのほかにも多くの栄養素が発見されているコンドロイチンは、ますます今後需要が増えてくる成分だといえます。
そしてコンドロイチンは、さめの軟骨や牛の軟骨から多く採取することができます。
狂牛病で問題が起きてから牛の軟骨には不安を感じる人が多くなりました。
そのため、安全なさめの軟骨を使用しているコンドロイチンが圧倒的に多いです。